Nikon D40x 体験セミナー@新宿

今日の出来事ではなく、昨日の出来事。D40xの体験セミナーに参加してみた。参加費2,000円で、お土産にD40のムック本がもらえた。講師の田中先生(http://thisistanaka.blog66.fc2.com/)の話が新鮮でおもしろかったので、内容をメモ。プロのカメラマンのお話に、目からうろこだった。

写真を撮ることについて..

  • 自分できれいに撮れたと思えればそれでいい。
  • 写真なんてウソ。必ずしも見えたままを写し出す必要はない。結果的に気分のいい写真になればよい。表現なんて何でもあり。
  • プロでもポジション、アングル、ピント、露出、ホワイトバランスを変えて、たくさん撮っている。一回で思い通りの写真が撮れるわけではない。たくさん撮って、10枚のうち1枚でもいい写真があれば御の字。(田中先生は1回ぶらりと撮りに行っただけで10GBくらい撮られるそう。)

写真を撮る大切なコツ

  1. ピント: 狙ったところに合わせること
  2. ぶらさない: できるだけ高速なシャッターで。構え方。両手、顔に近づける、壁があれば寄りかかる。
  3. 明るさ(露出): プロでも同じカットを露出を変えて何枚も撮る。

D40xの話

  • 画像編集メニューは便利。PCを使わなくても画像処理できる。D-ライティングは、露出ではできない処理ができる。(活用したいなぁ。)
  • お勧めは、P/FINE/L/AW/ISO 200〜400/AF-A/中央1点/マルチパターン測光、露出補正は必要に応じて、とのこと。
  • デジタルイメージプログラムは役に立たない!D40xの機能が制限されてしまう(好きなように設定できないため)。P/A/S/Mを使え!
  • 画質モードはFINEじゃなくて、NORMALでもいいでしょう、とのこと。
  • ホワイトバランス: AUTOは正しい色を表現しようとする。先生は、夜景は昼光モード、夕焼けは曇り日モードで撮るらしい。いろいろやってみること!
  • WBよりも、ISO感度を頻繁に変えて撮るらしい。ISO 200 or 400。800でも悪くはない。
  • フォーカスモード: AF-Cは動いているものを撮るときに有効。動いていてもピントを合わせ続けてくれる。ピントが合わなくてもシャッターが下りる。
  • 測光はマルチパターン測光。他はおばかさんらしい(!)
  • 露出補正: 白いものを白くする、逆光の場合はプラス補正。黒い被写体はマイナス補正。
  • 白飛び警告やヒストグラムは何の役にも立たない(!)

Nikonが開催しているセミナーだったが、役に立たない機能はズバッと切り捨てる、歯に衣着せぬ表現が痛快だった。

あと、試し撮りということで、D40x + AF-S DX VR 55-200mm (ダブルズームキットの組み合わせ)で、新宿西口を40分くらい自由行動で撮りに周った。ちょうどズームレンズを試してみたかったので、よい機会だった。帰ってから見てみたら(SDカードは持参していたので、画像は持ち帰れた)、何だかきれい!VRでぶれがない分きれいなのか、1,020万画素だからなのか。たまたま2台並んで走っていたフェラーリをパシャリ。VRレンズが欲しくなった!AF-S DX VR 18-200mmかな。。